この記事は
米国株に興味がある方、投資を検討されている方向けの記事となっています。
日本人で株式投資をされている方のほとんどは日本株に投資されているかと思います。
私も2015年からNISAを中心に投資を始めていますが、米国株に手を出し始めたのは本格的にFIREを考え始めた2019年に入ってからです。
では、実際のところ米国株ってどうなんでしょうか?
最近凄いらしい!? 米国株って実際どうなの?

結論から言うと
米国株はFIREを目指す身としても、また一個人投資家としても非常に魅力的と言えます。
米国株はこの30年間で約7倍に成長!
1990年代以降、日経平均株価はほとんど横ばいの動きをしています。それに比べて米国の代表的な株価指数であるS&P500は約7倍にも成長しています。

途中リーマンショック等で暴落を経験していますが、それを乗り越えて力強い上昇がみられます。ここ10年間はあまりにも成績が良い為、個人投資家から株価の調整や暴落を懸念されているほどです。
アメリカの企業は個人投資家を非常に大切にする傾向があります。それは配当金を投資家に還元するという形でよく表されます。
日本株において一番長く増配を行っている企業は花王で30年連続で増配しており、文句なしの日本チャンピオンです。
しかし、これが米国株になると30年以上の連続増配を実施している企業は47にも上ります。桁が違います。
また配当利回りも高い企業が多く、高配当株式投資に向いている企業が多いとも言えます。
ではなぜ米国株を買わないのかと言えば、おそらく為替や税金に対する不安感があるのではないでしょうか。
米国株を購入する際の懸念事項
私が米国株を買う上で考えた懸念事項は以下の4つです。
▶①為替の問題
米国株なので当然$で買う必要があります。その為に切っても切れないのが為替の問題です。
為替リスクを負う事に加え、交換手数料も発生します。
▶②購入手数料の問題
日本株では購入手数料を優遇している証券会社が多いが、米国株の購入手数料はその限りではありません。証券会社毎に特色があるのでよく吟味してください。
▶③証券口座によって違う取り扱い銘柄の問題
これも証券会社が違うと取り扱っている銘柄数が異なります。証券口座を開く前に目当ての銘柄があるかどうも確認しておく必要があります。
▶④二重課税の問題
米国株の配当金を受けるとき、日本と米国で二重に課税されます。
米国株の配当を受け取る際、現地課税(10%)が自動的に差し引かれることになり、そしてさらにそこから国内課税20.315%が差し引かれるのです。
計算式は以下のようになります。
受取配当金=配当金×0.9(米国の源泉徴収10%)×0.79685(日本国内の税金20.315%)
簡単に言うと
約3割が税金として持っていかれます。
うーん、税金怖い。
▶外国税額控除
ここで救済処置となるのが外国税額控除です。
確定申告をする必要がありますが、米国で課税された10%分が日本の所得税や住民税から控除することができ、還付を得ることができます。
外国税額控除については、また別の記事で触れたいと思います。
▶おすすめの証券口座は?
仮に今から米国株投資を始める方がいたとして勧めるとしたら、私も利用しているマネックス証券です。
①為替手数料が無料
②購入手数料が業界最安値水準
約定代金の0.45%(税抜)(下限0米ドル、上限20米ドル)
③取り扱い銘柄が業界最高水準の3500銘柄超
なんといっても為替手数料無料は大変ありがたいです。
また購入手数料の安さも魅力的です。
おわりに
米国株は過去の実績から推察できる値上がり益と配当益を見込める確かな魅力があります。
しかし、いくつかの懸念事項があるため、適切な証券口座を選んだり、確定申告をするなど上手につきあっていく必要があります。
ということで今回は以上となります。ありがとうございました。
いつかはFIRE!
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兼業投資家30代。
共働き+夫婦で投資。
職場で海外勤務を希望し英語を猛勉強⇒米駐在2年⇒FIRE(経済的自由と早期退職)に影響を受ける⇒資産運用しつつ投資ブログを運営。
投資歴は7年。
SPYD,HDV,VT,QQQ,VIG,VYM楽天VTI積立中。
最近不動産投資も勉強中。
バリスタFIRE(サイドFIRE)を目指してます。
当初5000万円の資産形成を目標とします。