SPYDとQQQの相性について考えてみる

SPYDのサテライトにQQQを運用するのはどうなのかな?

この記事は、高配当ETF【SPYD】をコア運用している場合に【QQQ】をサテライトで運用するのはどうなのかについて書いています。

【読んでほしい人】

・FIREを目指している人

・SPYDのサテライトを探している人

 

 SPYDとQQQの相性について考えてみる

1.SPYDとQQQの相性

結論から言うと、SPYDのサテライトでQQQを運用するなら、とても相性は良いと考えます。

なぜなら構成セクターや組入銘柄がほぼ重複せず、SPYDの弱点であるハイテクセクター、通信セクター等への分散投資を補うのには理想的だからです。

一つずつ見ていきましょう。

 

基本情報と構成銘柄から考える

基本情報(SPYDとQQQ)
2020.5.16

並べて比べるとずいぶんと違うのが分かると思います。

SPYDは比較的新しいETFであるのに対して、QQQは1999年にAMEX(アメリカン証券取引所)に上場したアメリカで最も長い歴史をもつETFの一つです。

経費率はQQQの方がやや高いですが、誤差の範囲だと考えます。

配当利回りはお世辞にも高いとは言えませんが、インカムゲインではなくキャピタルゲインを目的としていますので、高配当株投資家にとってはやはりサテライト的な運用になると思います。

 

QQQの運用方針はナスダック100指数に連動する時価総額加重平均方式です。

ナスダック(NASDAQ)には米国内外の約3000以上の銘柄が上場していますが、ナスダック100指数はそのうちの金融銘柄を除く時価総額トップ100から構成されています。

したがって有名なGAFAMを大きく含みます。

GAFAMとは

IT業界において巨大で支配的・独占的な企業群を指すために2010年台より報道などで使用されている用語。 GAFAMはGoogle・Amazon・Facebook・Apple・Microsoftの5社を指す。

 

QQQには近年力強い成長を見せるGAFAMがバランスよく入っています。QQQの構成銘柄の50%近くはGAFAMが占めています。

その運用コンセプトから逆張りや不人気株が中心のSPYDと比べると値動きや時価総額がまったく違います。

コロナショックにおいても、なかなか株価を回復できないSPYDと約2カ月でV字回復させたQQQとは大きく明暗を分けました。

インカムゲインが欲しい個人投資家にとっても含み損はやっぱり辛いもので、QQQの様にS&P500指数をアウトパフォームしてくる様なETFをサテライト運用して資産全体の底上げを図る事は、十分検討するに値すると考えます。

 

次に銘柄の重複についてです。

SPYDの構成銘柄は現在70銘柄(通常は80銘柄)、QQQの構成銘柄は現在103銘柄です。

このうち重複している銘柄は以下の3銘柄だけです。

重複している銘柄(SPYDとQQQ)
2020.5.16

銘柄の分散という観点で考えれば、サテライトで運用するには十分だと思います。

 

構成セクターから考える

セクター比較(SPYDとQQQ)
2020.5.16

上はSPYDとQQQのセクター割合を示しています。

QQQに関しては、不動産、エネルギー、素材などもありますが構成比率は0.1%未満なので省略しています。

どうでしょうか?

構成セクターを比べると、まったく違いますね。

SPYDをコア運用していてはカバーできないセクターをQQQは綺麗に補ってくれます。

構成セクターという観点でも、十分にサテライト運用に適していると考えます。

 

QQQの懸念点

市場は循環するという言葉がありますが、今現在は飛ぶ鳥を落とす勢いのGAFAMを擁するQQQも、いつまでもその勢いが続くとは限りません。

GAFAMのひとつであるアマゾンは倉庫で勤務する従業員の訴訟問題を抱えていたり、高級スマホ路線で成功してきたアップルも、いつまでもそれが市場に受け入れられるかどうかは分かりません。

一般的にはIT/ハイテク業種は景気敏感株で、過去の経済ショックでは大きく株価を下げる結果となり、今回のコロナショックの様な動きが珍しいと考えます。

NASDAQ100という値動きの激しい指数に連動する事を考慮し、やはりサテライト運用する事が望ましいのではないでしょうか。

 

 おわりに

まとめ(SPYDとQQQの相性)
まとめ

高配当株投資家にとってQQQをサテライト運用するのは以下の理由で有効

 ・分散投資効果がある(構成銘柄とセクター割合が大きく違う)

 ・資産全体の底上げに寄与(米国市場を牽引する力強い銘柄に投資できる)

QQQは景気敏感株が中心であり、経済ショック時の動きには注意が必要

 

今回は以上となります。

SPYDとVIGとの相性についても別の記事で紹介しております。

最後に投資は自己責任です。投資活動をする際は色々調べて納得してからにしましょう。

 

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