SPYDとVIGの相性について考えてみる

SPYDのサテライトにVIGを運用するのはどうなのかな?

この記事は、高配当ETF【SPYD】をコア運用している場合に【VIG】をサテライトで運用するのはどうなのかについて書いています(2020.6.27更新)。

 

【読んでほしい人】

・FIREを目指している人

・SPYDのサテライトを探している人

 

 SPYDとVIGの相性について考えてみる

SPYDとVIGの相性について考えてみる

QQQに引き続き、SPYDとの相性をVIGについても考えてみたいと思います。

あくまで高配当ETFであるSPYDを運用する事を前提として書いています。

▼SPYDとQQQとの相性については下の記事をご覧ください。

 

結論から言うと、SPYDにとってVIGをサテライトで運用するならとても相性が良いと考えます。

なぜなら、それぞれの運用コンセプトから銘柄が重複しづらく、またSPYDにはないトータルリターンに対する期待感と下落耐性に対する信頼感があるからです。

1つずつ見ていきましょう。

 

基本情報と運用コンセプトから考える(SPYDとVIG)

基本情報(SPYDとVIG)
2020.5.23

比べてみると結構違いますね。

VIGの運営会社は運用額世界第1位のバンガード社で安心です。

経費率も0.06%と非常に良心的です。

SPYDは比較的新しいETFですが、VIGは2006年から運用されており、リーマンショックも経験しています。

10年以上増配し続けている財務優良企業のみがVIGに組み込まれていますが、その分配利回りはお世辞にも高いとは言えません。

増配し続けている事が必ずしも高配当に直結しているとは言えないからです。

SPYDは高配当銘柄で構成されている関係上、キャッシュフローが読みやすいというメリットがあります。

これはFIREを目標にしている人間には不労所得の確保という点で分かりやすいメリットです。

しかし、トータルリターン(キャピタルゲイン+インカムゲイン+税金問題)という観点で考えれば、S&P500などの市場平均に負けてしまう可能性が高いです。

高配当銘柄は株価が低迷している不人気株や、もしくは株価や業績の伸びが期待できない成熟企業がメインであり、SPYDもその例にもれません。

その点、VIGは成長し続ける企業が中心で長期運用でのトータルリターンが期待できます。

SPYDが不人気株が中心なら、VIGはその逆の人気株・選んで間違いないと言われる株が中心です。

分散投資もできますし、資産全体の底上げに貢献できるという観点でも、VIGはSPYDにとって相性が良いと言えます。

また、今は高配当でなくても増配し続ける銘柄から構成されている事を考えると、取得額によってはいつかは高配当化していく可能性もあります。

 

構成銘柄から考える(SPYDとVIG)

VIG構成銘柄トップ10
2020.6.27

上の表はVIGの上位10銘柄とその割合を示しています。

誰もが知っている様な有名企業が並びます。

キラキラして眩しいですね。

SPYDにはない輝きを感じます。

当然、SPYDにはこれらの企業は入っておりません。

10年以上増配を続けるような財務優良企業に分散投資ができるという点もVIGのメリットです。

SPYDとはその運用コンセプトの違いから、組入銘柄がまったく違います。

下の表をご覧ください。

重複している銘柄(SPYDとVIG)
2020.5.23

なんと、SPYDと重複している銘柄はたったの1つだけです。

これだけ見てもサテライトで運用するメリットがありますね。

 

構成セクターから考える(SPYDとVIG)

次に構成セクターを比べてみます。

構成セクター(SPYDとVIG)
2020.6.27

上のグラフと表はSPYDとVIGのセクター割合を示しています。

VIGはエネルギー、通信、不動産(リート)の3セクターをほぼ含みません。

VIGの10年以上増配かつ財務優良企業という条件で考えると、上の3セクターは組入に入りづらいという点があります。

次にそれぞれのセクターをレーダーチャートで比べてみます。

(アラフォー会社員さん(@22ken_f22)のブログ『アラフォー会社員のLife plan』様より使用許可を得て使わせていただきました。感謝いたします。)

 

SPYDとVIG、比べてみるとどうでしょうか?

セクター割合を比べると、お互いに足りない部分をカバーしているのが見て取れると思います。

VIGは生活必需品やヘルスケアの割合が多い為、ややディフェンシブな一面があります。

セクター割合による分散投資という観点でも、相性が良いと言えるでしょう。

また、同じく高配当ETFであるHDVもエネルギーや通信セクターが中心であるため、VIGとの相性がとても良いと言えます。

 

下落耐性から考える(SPYDとVIG)

2020.5.23
出典:Yahoo finance

上のチャートは、SPYDとVIGのそれぞれ直近6カ月の株価の騰落率を示しています。

青色がSPYDで、緑色がVIGです。

二つともコロナショックの影響を受けて株価を下げましたが、SPYDが最大40%以上下落したのに比べて、VIGは30%未満です。

またそのあとの株価の回復具合を見ても、VIGの方が圧倒的に優れています。

不景気時に財務健全性の高い優良銘柄に人気が集中するのは市場心理として当然です。

総じて言えるのは、VIGは非常に下落耐性が高いと言える事です。

SPYDが低すぎるとも言えますが・・・。

下落耐性という観点でも、やはりVIGとの相性は良好と言えるでしょう。

サテライトで運用すれば、リセッション時の資産維持に貢献してくれる事は間違いありません。

 

【おまけ】GAFAMから考える

おまけとして、個人投資家が大好きなGAFAMからVIGについて考えてみます。

GAFAMとは

IT業界において巨大で支配的・独占的な企業群を指すために2010年台より報道などで使用されている用語。 GAFAMはGoogle・Amazon・Facebook・Apple・Microsoftの5社を指す。

 

下の表をご覧ください。

VIGとGAFAM

Mirosoft【MSFT】はすでにVIGに組み込まれています。

16年の増配記録はさすがと言えます。

Google、Amazon、Facebookについては無配当ですので今後VIGに組入される可能性は現状では限りなく低いでしょう。

しかし、注目していただきたいのはApple【AAPL】です。

現在7年連続の増配をしており、このままいけば2~3年後にはVIGに組み込まれる可能性が高いです。

仮にAppleが組み込まれる事になれば、高確率で株価の上昇が期待できます。

将来を見据えて、今のうちに仕込んでおくのも一つの手かもしれません。

 

 おわりに(SPYDとVIGの相性について考えてみる)

まとめ、SPYDとVIGの相性について考えてみる
まとめ

SPYD投資家にとってVIGをサテライト運用するのは以下の理由で有効

 ・分散投資効果がある
 (構成銘柄とセクター割合が大きく違う)

 ・資産全体の底上げ及び下落耐性をPFに付与できる
 (財務健全優良企業への投資)

 ・取得単価によっては将来的に高配当化する可能性があり、不労所得へ寄与できる。

 

今回は以上となります。

SPYDのサテライトとして、前回記事に取り上げたQQQと合わせてVIGを運用する事は非常に理にかなっていると考えています。

現在、投資信託でインデックス銘柄を積み立てていますので、ETFに関してはSPYD,HDV,QQQ,VIGでポートフォリオを形成していこうと思います。

最後に投資は自己責任です。投資活動をする際は色々調べて納得してからにしましょう。

いつかはFIRE!

 

【直近の投資記録の紹介】

【おすすめ】FIRE関連図書の紹介

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 30代セミリタイア生活へ
にほんブログ村
セミリタイアランキング

Betmob|投資家ブログまとめメディア