【投資雑記】高配当ETF【HDV】の個人的な購入方針について

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【投資雑記】高配当ETF【HDV】の個人的な購入方針について

高配当ETF【HDV】の個人的な購入方針について

どうもファイアです。

今回は投資雑記です。

この記事では、高配当ETFのHDVの個人的な購入方針について、つらつらと書いております。

2月に入ってコア運用している高配当ETFのSPYDの株価が上昇し、ポートフォリオにおける構成割合(ウェイト)や分配金利回りの観点から買い増しを控えています。

では、同じくコア運用している高配当ETFのHDVはどうなのか?という話です。

先日の定期買付でもHDVはしっかり買い増しています。

買い増しを継続している思考過程について、少し整理したいと思います。

まぁ、思考過程と言ってもそんなに複雑な話ではありません。

単純に、分配金利回りが依然として高い水準で推移しているからです。

SPYDの購入タイミングの記事でも触れていますが、高配当ETFの購入基準の一つとしてその取得単価における利回りが挙げられると思います。

では、今の利回りがHDVにとって高いのか低いのかを考えてみましょう。

 

2020年、高配当ETFではHDVが一人勝ちだった

まずはHDVの紹介です。

HDVはモーニングスター配当フォーカス指数への連動目指すETFです。

インカム投資家にとって、VYMやSPYDと並ぶ人気の高配当ETFで、私はHDVも含めてこれら3つを勝手に高配当御三家と呼んでます。

配当フォーカス指数は、いわゆるスマートベータ指数の一種に数えられる配当加重平均型の株価指数を言います。

財務指標に着目し、高配当に加えて財務健全性についても一定の評価を受けた75銘柄から構成されています。

組入基準に財務指標も取り入れている為、不景気時にも安定して分配金を出す能力に長けています。

実際、コロナショックの影響を大きく受けた2020年は他の高配当御三家が前年比で減配(SPYD)もしくは微増(VYM)となったのに対して、HDVは11.19%も増配になりました。

このHDVに関する詳細は、メイン記事にまとめていますのでそちらをご覧ください。

 

HDVの過去9年の平均的な分配金利回り

では、HDVの過去の分配金利回りの実績を見ていきましょう。

下のチャートはHDVの過去の利回りの推移を表したものです。

HDVの分配金利回りの推移

HDVは2011年3月に設定されたETFですが、1年間分の分配金を始めて受け取ったのは2012年3月26日になります。

したがって、その日を起算日として現在(2021年2月26日)までの分配金利回りの推移をチャートにしています。

さて、2015年~2016年のチャイナショック、そして2020年のコロナショックで利回りがやや荒ぶるタイミングがありますが、おおむね3.0%~4.0%のレンジで推移している様です。

2011年3月26日から2021年2月26日までの約9年間、マーケット開場日延べ2246日間の利回りを平均すると、3.40%になります。

ちなみに2020年の利回りの平均は4.01%です。

やはり去年は買い場でしたね。

 

気になる現在の利回りは?

さて、以上の事を踏まえて当初のお題について考えてみましょう。

現在の利回りが高いのか低いのかという話です。

2021年2月26日の終値は$89.56です。

そして過去1年間に受け取った分配金は$3.5679です。

したがって、現在(2021年2月26日の分配金利回りは3.98%となります。

26日は米国市場が下落した日でしたので、もう一つの材料として2021年の最高値でも考えてみましょう。

HDVの今年の最高値は2月24日の$92.54です。

したがって今年一番利回りが悪化した日の分配金利回りは3.86%となります。

どうでしょうか。

過去の実績を今一度見てみましょう。

過去9年間の平均は3.40%。

コロナショックであらぶった2020年の平均は4.01%。

これらと比較して考えると、冒頭で触れた様な結論になります。

つまり、HDVの分配金利回りは依然として高い水準で推移している。

これは2020年が増配であったにもかかわらず、株価がコロナショック前の水準まで戻りきっていない事が影響しています。

最も割合の多いエネルギーセクターがコロナ禍から完全に復活しておらず、エクソンモービル、シェブロンといった組入割合の多いオイルメジャーがまだ回復途上である事が原因でしょう。

 

個人的なHDVの購入方針

HDVの分配金利回りは依然として高い水準で推移しています。

そして、コロナショックのあった2020年においても増配を維持し、ディフェンシブな実力を見る事ができました。

また、ポートフォリオにおける構成割合(ウェイト)についても、HDVは増やしても問題ないと考えていますし、同じくコア運用しているSPYDとの保有比率については依然として模索中であります。

以上の事を踏まえて、個人的な投資方針としてはまだまだ買い増しは継続できると判断します。

 

これは投資雑記です

最後に、これは投資雑記です。

個人的な投資方針をつらつらと書いている、チラシの裏みたいなもんです(笑)

最近ではたくさんの方に当ブログを見て頂いて、ツイッターでのDMや問い合わせメール等をいただく機会も増えました。

内容を拝見していると、私のブログを見て投資方針を決めたり、大丈夫だと安心されている方もいる様です。

納得や共感していただけるのは大変光栄で、嬉しい事です。

しかし、同時に他の人が実際に資金を投入する判断材料になっている事に空恐ろしく感じる瞬間もあります。

投資はどこまでいっても自己責任です。

私のブログが投資方針や購入銘柄を決める上で何かの参考になれば嬉しい限りですが、最後はご自分で納得のいく投資をされる事を切に願います。

それでは、今回はこの辺で。

HDVホルダーに幸あれ。

いつかはFIRE!

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