高配当ETF【SPYD】でFIREを目指す

 

「FIREムーブメントでおすすめの高配当ETFってあるのかな?」

あります。

高配当でという事なら、前にご紹介したディフェンシブ銘柄中心にも関わらず、すぐれた利回りを出してくれるHDVがまずあげられます。

そして、もうひとつおすすめするとすれば、私はSPYDをあげます。

この記事は、高配当ETFであるSPYDの魅力について紹介しています。(2020.7.12更新)

【読んでほしい人】

FIREを目指している人

高配当ETFに興味がある人

SPYDを保有している、もしくは検討している人

 

 高配当ETF【SPYD】でFIREを目指す

高配当ETF【SPYD】でFIREをめざす

まずETFについてですが、日本株ではなくて米国株になります。

HDVの記事と重複しますが、簡単に説明しますと…

ETFとは

ETFは特定の指数(日経平均株価やS&P500など)に連動する運用成果を目指すファンドのことを言います。

ETF=Exchange Trader Fund

  

ざっくり言えば、たくさんの銘柄を集めてまとめて運用しちゃおうという事です。

もちろんメリットもあります。個別銘柄なら何かあれば暴落もありますし、最悪倒産してしまうリスクもあります。

その点、ETFはたくさんの銘柄達に支えられているので、1つや2つ成績が悪くても他がカバーしてくれます。

これ一つ買えば、分散投資はバッチリ!ですね。

SPYDはいったいどんなETFなのか

SPYD基本情報
2020.7.12

SPYDは2015年10月から運用されており、まだ設定されてから年月があまり経っていない比較的新しいETFです。

とはいえ、運用している会社は世界第3位の資産運用額を誇る米国のステート・ストリート(State Street)ですので、安心できます。

経費率も0.07%と格安です。大きな企業が運営してるからこその経費率ですね。

コンセプトとしては、高配当銘柄上位80から構成する様にできております。

また、均等加重平均を採用しており、その時価総額に関係なくすべての銘柄を均等に組み入れる様に設計されています。

したがって、80銘柄で構成されているので1銘柄の構成割合は通常1.25%になります。

設計コンセプトの関係上、高配当銘柄のみに分散投資し高い配当利回りをたたき出しています。

そのため、その高い配当利回りを維持するために、株価が上昇したことにより配当利回りが下がった銘柄は投資対象から外され、別の高配当銘柄へ組み替えるリバランスを行っていきます。

逆に言えば、株価が下がり高配当となった不人気銘柄へ投資する一種の逆張りスタイルとも言えます。

時価総額に左右されない均等加重平均とこの逆張りのリバランスを繰り返す事によって、SPYDは高いパフォーマンスを出しています。

しかし、均等加重平均は小型株の値動きに大きく影響を受ける関係上、上昇局面には強いですが、経済ショックなどの暴落時に大きく値をさげる事につながる事を認識しておかなくてはいけません。

(追記)
現在、組み入れ数61銘柄になっており、構成比率もややバラつきがあります。(2020.7.12)

 

 高配当について

最も期待すべき特徴はやはり高配当です。

直近の配当利回りは、6.21%と非常に高い水準です。(2020.7.12)

これはコロナショックの影響で、軒並み高配当銘柄が暴落した事に起因します。

個人のリスク許容度との相談になりますが、10年に1度の買い相場であることは間違いありません。

ただ、この記事を書いている段階ですでに1番底は見ていますが、コロナ終息の目途はたっておらず、もう一段階株価が下がる可能性は否定できません。

明らかに買い時なんだけど、2番底が怖くて全力では買えないですね。
キャッシュフロー確保やリスク許容度と相談しながら、積み上げていきたいですね。

 

 増配率について

SPYD分配金推移

上の表とチャートはSPYDから支払われた分配金の推移を表しています。

SPYDは3月、6月、9月、12月の4半期毎に分配金があります。

設定年初来から考えると、増配傾向にある様ですね。

しかしながら、直近6月の分配金はコロナショックの影響を受けて減配という結果になっています。

減配に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

 株価の推移について

SPYDチャート(2015~2020)
2015.10~2020.6
出典:yahoo finance

上のチャートは2015年10月にETFが設定されてから現在までの株価の推移を表しています。

2020年1月13日の時点では39.89ドルになっています。

4年で約10ドル上がってます。この時点での上昇率は30%くらいでしょうか。

しかし、この後コロナショックが起きます。

チャートからも見て取れますが、大暴落になりました。

 

SPYDチャート(2020暴落)

 

上のチャートは2020年の年初来からのSPYDの株価の推移を表しています。

コロナショックの影響で暴落してます!

景気敏感株で構成されているSPYDは最大47%の下落に至り、最高値の約半分にまで落ち込んでいます。

また、設定されてから年数の若いSPYDにとっては、初めての経済ショックとなりました。

その結果、暴落耐性の低さが露呈した形になりました。

やはり、景気敏感株を多く組み入れ、均等加重平均を採用している関係上、小型株の値動きに大きく影響を受けたと言えます。

経済ショック時にどのような値動きをするのか未知数であったため、今後の投資方針の参考となる良いデータになったと思います。

 

この後、株価は回復傾向にあり直帰の株価($28.47)と、最高値の約71%まで値を戻しています(2020.6.22)。

とはいえ、まだ$30をきっている状態で依然として買い場が続いていると言えます。

心配していた6月の分配金はやはり減配になりましたが、それを加味しても依然として高い利回りをたたき出しています。

 

 構成銘柄について

SPYD構成銘柄トップ10
2020.7.12

上の表は構成上位10銘柄になります。

セクターはバラバラですが、すべて高配当の株が並んでおります。

均等加重平均を採用している為、通常は1銘柄1.25%で構成されているのですが、現在は組み入れ銘柄の減少に伴い、構成比率にややバラつきがあります。

(追記)
通常、銘柄変更は年2回のSPYDですが、一連のコロナショックを受けて予定外の銘柄変更を行っているようです。

減配や無配転落した銘柄の削減です。

銘柄数は現在61銘柄です。(通常80銘柄)

 

 セクター割合について

SPYDセクター割合
2020.7.12

銘柄変更にともない、セクター割合も変更されています。(2020.7.12)

不動産、金融、エネルギーが上位3セクターでしたが、エネルギーの代わりに公益事業セクターが入ってきています。

コロナショックによる業績不振にともない減配や無配転落による組入変更があったため、今年に入ってからセクター割合がコロコロ変わっています。

また、高配当を維持するためにジャンク債と呼ばれる銘柄も多く含むポートフォリオになっている事は間違いありません。

注意すべき点は、高配当を維持するために百貨店など落ち目の株にも投資している事です。

かつで栄華を誇った【シアーズ(SHLDQ)】の没落が衝撃的です。

日本円で2万円あった株価が13年で50円以下になったんです・・・。

 

 SPYDと相性が良いETFについて

SPYDはポートフォリオの中身を見ると、高配当を追求するあまり偏った構成割合になっています。

景気に左右される銘柄も多く、これ一本での運用は不安を覚えますね。

SPYDは高配当銘柄で構成されている関係上、キャッシュフローが読みやすいというメリットがあります。

これはFIREを目標にしている人間には不労所得の確保という点で分かりやすいメリットです。

しかし、トータルリターン(キャピタルゲイン+インカムゲイン+税金問題)という観点で考えれば、S&P500などの市場平均に負けてしまう可能性が高いです。

また、ハイテクやヘルスケアセクターなど足りないセクターがあるのも事実です。

あわせて、コロナショックで兼ねてより不安視されていた暴落に対する脆弱性も露呈しました。

そこでSPYDの欠点をカバーし、他のETFをサテライトで運用する事を一案として紹介します。

私はSPYDに加え、HDV、QQQ、VIGを運用しています。

それぞれの詳細については下記の記事にまとめていますので、SPYDのサテライトを探されている方は是非ご覧ください。

 

 

 

私のSPYD保有状況について(2020.7)

おすすめしている身ですので、もちろん私もSPYDを購入して運用しています。

投資自体は2014年末に始めましたが、当初は投資信託と日本株の個別株のみに投資していました。

実際に米国株に手を出したのは2019年の7月からです。

その初めての銘柄がSPYDでした。

SPYDの最初の1株目を購入してからの遍歴を下に示します。

SPYD保有数及び分配金取得額の推移
2020.7

1年間で433株に増えました。

こつこつと積み上げてきた成果が出てきています。

今後も定期買付を行っていきますので、分配金の取得額の増加に期待できます。

 

SPYDはコロナショックでその暴落耐性の脆弱さが浮き彫りになりました。

あまりの暴落っぷりに個人投資家にとって手を出しにくくさせた実情があります。

しかし、落ち目の今が買い時だと個人的には思います。

チャートや分配金利回りを見る限り割安水準であるのは間違いありません。

もちろん、さらなる暴落減配リスクを孕んでいる事は言うまでもありません。
(むしろ、一時的な下落は大歓迎)

暴落に備えてキャッシュフローを確保し、リスク許容度と相談する必要があるでしょう。

状況によっては100万以上の含み損を抱える局面もあるかもしれません。

そして、こういったリスクと折り合いをつけながら買い向かえば将来大きく実るのではないかと私は考えています。

低い取得単価から繰り出される高利回りの配当金(分配金)は、将来大きな益をもたらします。

理想的なキャッシュフローマシーンの出来上がりです。

【FIREへの軌跡】で投資記録を今後も公開していきますので、将来どうなるかこうご期待ですね。

残念な結果にならない事を願うばかりです(笑)

 

 おわりに

まとめ、高配当ETF【SPYD】でFIREをめざす
SPYDのまとめ

高配当

・61銘柄で構成(分散投資効果)※通常は80銘柄

・経済ショック時の暴落耐性が低い

・利回り追求のため、構成銘柄に偏りがある

・相性の良い他のETFをサテライトで運用し、欠点をカバーする

おそらく落ち目である今が買い時(暴落や減配リスクと要相談)

 

【おすすめ】FIRE関連図書の紹介

SPYDをコツコツ積み立てて、FIREを目指そう!

 

という事で以上となります。ありがとうございました。

投資は個人の責任で、納得がいくまで調べてからする様にしましょう。

いつかはFIRE!

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 30代セミリタイア生活へ
にほんブログ村

 


セミリタイアランキング

 

Betmob|投資家ブログまとめメディア