VIGはFIREのお供になり得るか考えてみる

FIREを目指すのにVIGを積み立てるのはどうかな?

この記事は、FIREを目指す上でETFのひとつである【VIG】を積み立てる事が選択肢としてどうなのかについて書いています。

【読んでほしい人】

・FIREを目指している人

・VIGの購入を検討している人

・比較的リスクの低いETFを探している人

 

 VIGはFIREのお供になり得るか考えてみる

1.VIGはFIREのお供になり得るか考えてみる

FIREを目指す上で、VIGは選択肢のひとつとしてどうでしょうか?

FIREのお供として長く付き合っていけるETFなのかどうか、気になるところです。

結論から言うと、VIGはFIREを目指す上で選択肢の一つとしてなり得ますし、長期での運用を考えているのであればポートフォリオのコアにもなる優秀なETFです。

なぜなら、コンセプトである10年以上連続増配財務健全性が不安定になりがちなFIRE達成後の生活と非常に相性が良いからです。

1つずつ見ていきましょう。

 

基本情報と運用コンセプトから考える(VIG)

VIG基本情報
2020.6.27

VIGの運営会社は運用額世界第1位のバンガード社で安心です。

経費率も0.06%と非常に良心的です。

VIGは2006年から運用されており、リーマンショックも経験しています。

10年以上増配し続けている財務健全優良企業のみがVIGに組み込まれていますが、その分配利回りはお世辞にも高いとは言えません。

増配し続けている事が必ずしも高配当に直結しているとは言えないからです。

しかし、それはFIREを目指す上でデメリットになるという訳ではありません。

たとえば、私がコア運用している高配当ETFのSPYDと比べて考えてみます。

SPYDは高配当銘柄で構成されている関係上、キャッシュフローが読みやすいというメリットがあります。

これはFIREを目標にしている人間には不労所得の確保という点で分かりやすいメリットです。

しかし、トータルリターン(キャピタルゲイン+インカムゲイン+税金問題)という観点で考えれば、S&P500などの市場平均に負けてしまう可能性が高いです。

高配当銘柄は株価が低迷している不人気株や、もしくは株価や業績の伸びが期待できない成熟企業がメインであり、SPYDもその例にもれません。

これは同時に減配リスクを孕んでいると言え、不労所得に依存する生活を強いられるFIRE達成後に不安を残します。

その点、VIGは成長し続ける企業が中心で長期運用でのトータルリターンが期待できます。

SPYDが不人気株が中心なら、VIGはその逆の人気株・選んで間違いないと言われる株が中心です。

また、今は高配当でなくても増配し続ける銘柄から構成されている事を考えると、取得額によってはいつかは高配当化していく可能性もあります。

 

構成銘柄から考える(VIG)

VIG組入上位10銘柄
2020.5.31

上の表はVIGの上位10銘柄とその割合を示しています。

誰もが知っている様な有名企業が並びます。

キラキラして眩しいですね。

10年以上増配を続けるような財務健全優良企業に分散投資ができるという点もVIGのメリットです。

FIRE達成後は生活費を配当金(分配金)等の不労所得に頼ることになります。

したがって、そのお金を生み出してくれる存在には利回りと同時に安定感が欲しくなります。

この安定感に定評があるのが、運用コンセプトからも分かる様にVIGです。

超長期で考えれば、VIGは選択肢の一つとして間違いないです。

 

構成セクターから考える(VIG)

次に構成セクターを比べてみます。

VIG構成セクター
2020.5.31

上のグラフと表はVIGのセクター割合を示しています。

VIGは生活必需品やヘルスケアの割合が多い為、ややディフェンシブな一面があります。

エネルギーセクターや不動産(リート)セクターをほとんど含まないのも特色の一つです。

財務健全性や連続増配を考慮すると上の様なセクター割合になるということでしょう。

エネルギーセクターや通信セクターに比重を置く高配当ETFのHDVと相性が良いかもしれません。

 

増配率から考える(VIG)

VIG分配金推移

上の表とチャートはVIG設定来からの分配金の推移を表しています。

経済ショックを乗り越え、綺麗に右肩上がりである事が見て取れます。

過去の実績からも分かる様に、今後確実に増配していくことが伺えますね。

この増配を続けていく事実こそが、FIRE達成後の安定感につながる事は言うまでもありません。

しかしながら、分配金の利回りの低さについては否定できない事実です。

では、視点を変えて取得単価から考えてみましょう。

増配を続けていく事がほぼ確定しているのであれば、取得単価に応じて利回りの上昇は確定事項です。

過去の実績から、取得した時期によって分配金の利回りがどの様になるかを表にしてみます。

分配金利回りシミュレーション

上の表は仮に過去の取得単価で現在まで保有していた場合の分配金の利回りを表しています。

ご覧の様に8年前より前に購入していれば、今では立派な高配当です。

これはあくまで過去の実績から算出していますが、仮に現在の増配率を維持しつづけていくのであれば、これから10年、20年と長期運用していく事で十分な利回りで分配金を出し続けてくれる素晴らしいETFになってくれるはずです。

まさに金の卵を産むニワトリです。しかも他の高配当ETFより安定感があります。

 

下落耐性から考える(VIG)

下落耐性について、VIGと高配当ETFであるSPYDを比較して考えてみます。

VIG下落耐性
2020.5.23
出典:Yahoo finance

上のチャートは、SPYDとVIGのそれぞれ直近6カ月の株価の騰落率を示しています。

青色がSPYDで、緑色がVIGです。

二つともコロナショックの影響を受けて株価を下げましたが、SPYDが最大47%以上下落したのに比べて、VIGは30%未満です。

またそのあとの株価の回復具合を見ても、VIGの方が圧倒的に優れています。

不景気時に財務健全性の高い優良銘柄に人気が集中するのは市場心理として当然です。

総じて言えるのは、VIGは非常に下落耐性が高いと言える事です。

SPYDが低すぎるとも言えますが・・・。

下落耐性という観点でも、やはりVIGはFIRE達成後の安定感に大きく寄与してくれるはずです。

リセッション時の資産維持に貢献してくれる事は間違いありません。

 

【おまけ】GAFAMから考える

おまけとして、個人投資家が大好きなGAFAMからVIGについて考えてみます。

GAFAMとは

IT業界において巨大で支配的・独占的な企業群を指すために2010年台より報道などで使用されている用語。 GAFAMはGoogle・Amazon・Facebook・Apple・Microsoftの5社を指す。

 

下の表をご覧ください。

VIGとGAFAM
2020.6.26

Mirosoft【MSFT】はすでにVIGに組み込まれています。

16年の増配記録はさすがと言えます。

Google、Amazon、Facebookについては無配当ですので今後VIGに組入される可能性は現状では限りなく低いでしょう。

しかし、注目していただきたいのはApple【AAPL】です。

現在8年連続の増配をしており、このままいけば2~3年後にはVIGに組み込まれる可能性が高いです。

仮にAppleが組み込まれる事になれば、高確率で株価の上昇が期待できます。

将来を見据えて、今のうちに仕込んでおくのも一つの手かもしれません。

 

個人的運用方針について

ここではあくまで個人的な運用方針について触れています。

私の米国株ポートフォリオでは、高配当ETFであるSPYDとHDVをコア運用しており、VIGとQQQをサテライトとして運用しています。

高配当ETFにはない安定性や成長性をVIGとQQQでカバーしようというのが運用コンセプトにあります。

SPYDとVIGの相性については、別の記事にまとめていますのでご覧ください。

 

 おわりに(VIGはFIREのお供になり得るか考えてみる)

まとめ、VIGはFIREのお供になり得るか考えてみる
まとめ

VIGはFIREを目指す上で、以下の理由で十分選択肢としてなり得る

 ・FIRE達成後の安定感増大に貢献(連続増配と財務健全性)

 ・資産全体の底上げ及び下落耐性をPFに付与できる
 (財務健全優良企業への投資)

 ・取得単価によっては将来的に高配当化する可能性があり、不労所得へ寄与できる。

 

今回は以上となります。

現在、投資信託でインデックス銘柄を積み立てていますので、ETFに関してはSPYD,HDV,QQQ,VIGでポートフォリオを形成していこうと思います。

最後に投資は自己責任です。投資活動をする際は色々調べて納得してからにしましょう。

いつかはFIRE!

 

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