支出の把握と最適化【資産形成の大前提】

支出の把握と最適化FIRE(アーリーリタイア)

みなさん、突然ですがあなたが1年間に必要な生活費がいくらなのか答えられますか?

 

この質問にすぐに答えられる人はなかなか居ないのではないかと思います。

逆に即答できる方は凄いです。

マネーリテラシーの高い方だと思います。

ちなみに一人暮らしの全国平均は約170万円だそうです。

一人暮らしでも家賃や光熱費、食費と考えていけば年間でこのくらいになるのではないでしょうか。

これが夫婦になったり、子供ができたりするとドンドン増えていくことは容易に想像できますね。

この記事では、FIREムーブメントの方法の一つである『支出の把握と最適化』について、具体例をまじえて紹介していきます。

【読んでほしい人】

・FIREを目指している人

・月々の支払が負担で、投資にまわす余裕のない人

 

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 支出の把握と最適化

支出の把握と最適化

FIREムーブメントは経済的独立と早期退職を目標とする新時代のライフスタイルを推奨しています。

最大のポイントは、収入を増やしたり支出を減らす方法を探しながら、意図的に貯蓄率を最大化する事にあります。

支出を減らす方法として、支出の把握と最適化があげられます。

 

FIREという考え方において、まず自分がどれくらいお金を使っているのかを把握し、そして支出の最適化を図っていくことは大変重要な事だと言えます。

 

▶どうやって支出を把握するのか

人によってはExcel等でご自分で家計簿をつけてみたり、または家計簿アプリやフリーソフト等を利用されている方もいるかと思います。

私が使っているのは資産管理アプリである『マネーフォワード』です。

このアプリを使い始めてから、いかに自分が無駄遣いをしていたかを視覚的に把握できる様になりました。

 

コンビニ行き過ぎ!自販機でジュースやコーヒー買いすぎ!etc

 

銀行口座や証券口座、あるいはクレジットカード会社とも連携できる為、自分の総資産や次のクレジットカードの引き落とし額等がオールインワンで分かり、大変重宝しています。

家計簿アプリや資産管理アプリなど色々あるので、みなさんも自分に合ったスタイルのものを探してみてはどうでしょうか?

この様にして正確な支出を把握できる事により、家計の問題点や不必要な出費を認識できたりします。

そして、表面化した家計の問題に対処できたり、削減できる固定費を発見できたりするのです。

 

▶支出の最適化とは

では、支出の最適化とはなんでしょうか?

支出の最適化とは、簡単に言えば倹約や節約の事です。

 

生活するための固定費を見直し、本当に必要なモノにしかお金を使いません。

こういうとケチで息苦しい響きがしますが、資産形成をする上で支出を抑える事は大変重要です。

入ってくるお金より出ていくお金の方が大きければ、そもそもお金が貯まりません。

前項でも触れましたが、正確に支出を把握する事により、支出の最適化は円滑に進みます。

 

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 支出の最適化の具体例

支出の最適化の具体例

では、具体的に私がした支出の最適化について以下の4項目を例としてあげます。

支出の最適化の具体例

①コンビニには極力行かない!

②自動販売機はやめてマイボトルを持つ

③携帯のキャリアを格安シムに変えた

④保険を見直した

 

▶①コンビニには極力行かない!

コンビニは危険です。
もちろんお財布的な意味です。

ちょっと寄るだけであれもこれもと購入し、1度の来店で簡単に1,000円程度の支出になります。
それが積み重なると家計を圧迫する事は必至です。

私が家計を見直した際、概算で月に1万円以上はコンビニで使っていました。

これを極力やめる事により、年間では12万円ほどの節約になります。

ファミ〇キの誘惑は恐ろしいです。

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▶②自動販売機はやめてマイボトルをもつ

私は職場の自販機でSuicaを利用して購入していました。
Suicaの残高が足りなくなったらすぐに携帯でチャージできるから便利です。

しかしそこに落とし穴がありました。

支出管理アプリでは自動販売機での利用履歴も分かるのですが、ざっと月に1万円以上を使っていました。

たしかに1日3~4本ジュースや缶コーヒーを買えば、その程度簡単にいきます。
恐ろしい…。

支出管理アプリ導入後は、自動販売機はやめてマイボトルを利用して水分補給をする様になりました。

概算で、こちらも年12万円ほどの節約になりました。

Suicaが便利で、ついつい使っちゃいました。

 

▶③携帯のキャリアを3大キャリアから格安シムに変えた

これは経験ある方も多いのではないでしょうか?

3大キャリアとはドコモ、ソフトバンク、auを指します。

こちらから格安シム会社に乗り換えるだけで、個人差はありますが月額の利用料金が半額から3分の1程度まで下がります。

年間で考えると大きな削減といえるでしょう。

私のケースで、概算で月5,000円程安くなり、年間で6万円ほどの節約になりました。

一人なら6万円、夫婦なら12万円も浮きます。

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▶④保険を見直した

元々は先進医療が受けられるガン保険に入っていました。

しかし、別件で入院手術した際にお世話になった高額療養費制度や先進医療の定義などを自分なりに勉強した結果、不要と判断し解約しました。

保険のお姉さんにはずいぶん引き止められましたが、後悔はしておりません。

月1万円近く払っていましたので、年間10万円程度の節約になりました。

 

▶1000万円の資産有用と同等の効果

今あげたものだけでも年間で40万円も支出の最適化を行ったことになります。

これは非常に大きな数字です。

仮に40万円を不労所得で得ようとすれば、4%の利回り運用で実に1,000万円の金融資産が必要です。

つまり

4つの支出の最適化を行ったことで、1,000万円分の金融資産を運用している事と同じ効果があるということです。

 

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 おわりに

まとめ

FIREを目指すためには

支出を正確に把握する事により家計の問題点を洗い出す。

②発見した問題点に対処したり、不必要な出費を抑える事により、支出の最適化を図る。

 

以上の2点が支出面では重要と言えるでしょう。

この結果、家計に余裕が生まれ、そして余剰資金を投資にまわすことができます。

投資にまわす事ができる様になれば、はじめてFIREへの道を歩む様になります。

経済的自由への第1歩ですね。

 

それでは、今回は以上となります。

いつかはFIRE!

 

 

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